補欠合格が大量に出た年
米難関大で補欠合格が大量に出た年がある。
繰り上げ合格を出さない東大において、150人以上の繰り上げが出た時のインパクトを想像してみるとその凄さがわかる。
○最上位校の繰り上げ合格で玉突き雪崩発生
米紙NYタイムズ(ギフトリンク)によると、2008年はハーバードで150人以上、プリンストンとペンシルバニア大で各90人以上の補欠合格、イェール大は45人以上の第1回分で補欠合格をだした。
繰り上がった生徒の玉突きで、その下位校も、繰り上げ合格を出す羽目になっていく。
大量補欠合格の要因は、早期入試の廃止や大幅な奨学金(授業料割引)制度の拡充など、制度変更により歩留まりを読み切れなかったことによる。
授業料割引するので、みんな入学するだろうと思って少なめに合格を出したら、思ったより逃げた生徒が多かったということだ。
入学意思表明期限である5月1日以降も、繰り上げが出る。
昔は繰り上げの連絡も、手紙で来たのだが、今はカジュアルに電話がかかってくるという。
いたずら繰り上げ連絡とかは、来ないのだろうか?
基本的に1校しか受験できない国立大学を中心とした序列が幅を利かせる日本では、大学レベルでの補欠合格や繰り上げ合格の話はあまりなじみがありません。
なにしろ、前期日程受験はほぼ全員第一希望なので辞退する人がほぼいないので。
どちらかといえば、中学受験の上位校で補欠合格の玉突きが生じる状況に似ています。
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