4年から6年で偏差値はいくつ上がるのか【中学受験】

以下は、合格者の【4年生時の平均】偏差値ランキングです。


70筑駒
68開成
66桜蔭
65聖光
64渋幕
63女子学院
62早実女子
62麻布
62栄光
62駒東
61慶應普通部
60雙葉
(昔のN偏差値)


ここから6年にかけて偏差値はどうなるのでしょうか?

アイキャッチ画像

 〇平均的には3か4上がってます

偏差値上昇を示す資料

とある難関校の受験者平均偏差値の4年→6年の推移と合格者平均偏差値の4年→6年の推移を示した資料が残ってました。

受験者平均で偏差値3アップ、合格者平均では4アップしてます。

他の難関校も似たような傾向です。

難関校を目指す子供たちと同程度の学習に取り組めば、「4年から6年で偏差値4上がる」と見込んでもOKと思います。


この原因としては、巷でも、

・4年の模試は割とガチ層だけが受けているが、5年6年は学力下位層が模試を受け始めるので偏差値があがっていく

・4年の時の模試は、差がつきにくく高偏差値がでない。5年→6年→6年半ばと模試が難化していき、高偏差値帯の差がでるようになる(特に偏差値70以上)

と言われています。

ただし、相対的な位置関係を逆転するのは更にプラスの上昇が必要です...


〇4年5年は範囲のあるテストで高得点を取る

また、4年5年は、範囲のあるテストの出来程度には、模試の偏差値が追いついていきます。(育成テストと公開模試の成績相関の過去記事

そして、4年5年だと必死でやらない人も多々いるので平均値からの分散も大きい。

上昇の平均値は4アップ程度ですが、0アップから10アップの範囲内に大体の人が着地するでしょう。

(6年夏などは皆必死でやるので、殆どの難関校志望の6年生達は前期→後期で横ばいか偏差値1アップになります→過去記事(6年前期に偏差値60台後半だと6年後期の偏差値はどうなるか へ)


〇中位・下位は別の話

ちなみに、この記事は難関レベルの話で、中位・下位の場合は、基本的な学習習慣の確立など容易な手段により、上位に比べて偏差値を上げやすいと言われています。

分かり易く言うと、偏差値45→50にするのは簡単だけど、70→75にするのはムリです。そもそも、日能研の公開模試だと年間平均偏差値75をたたき出した者は一人もいない年もあったと思います。


「志望校変更はいつ決断すべきか」へ

「偏差値5足りないのは無謀か」へ

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