偏差値5足りないのは無謀か?【中学受験】

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(6年生の残り半年時点で難関1日校の場合)

ツイッターで「今の時点でどのくらい偏差値足りないと無謀とみなされるんだろう?」という質問への回答が反響を呼んだので、考えをまとめました。

過去記事(「6年で成績は下がるのか上がるのか」を新しいウインドウで開く)で述べたように、難関校を目指すレベルにおいて、もはや6年前期→後期で偏差値が5上がるのは、ほぼあり得ません。

大体、横ばいですので、それを前提に考えると合格率2割で受験することになります。無謀としか言いようがありません。いくらでも受けられる前受校や2日以降校なら、いくらでもチャレンジしたら良いと思いますが。

受験者が分散して適正校への合格可能性が高まる人生一度の貴重な2月1日を確率2割で浪費するのは、ギャンブル中毒です。

6年10月の面談では、「(偏差値4下げた)◯◯中にしても合格率は1割しか変わらない」とか塾は言い出します。「なぜなら△△中向けに対策してきたから〜」とか...

ここで目標高めの△△中対策講座に入らせたことが、裏目に出るのです...

また、塾は、「1日で難関校を目指さないと、それ向けにやってきた子どもたちに2日3日でも負ける」と脅して、高めの日特受講を迫ってきます。

でもそれが本当だったら1日で抑えて2日に神奈川御三家受けるのが定番の神奈川県民の受験生は全員負ける事になっちゃいますよね。

1日サレジオで2日栄光とか普通に合格してましたよ。

むしろ1日落ちると親子の精神が崩壊するのでその後は受験になりません。


話を元に戻しますが、取ってしまった志望校別特訓講座はサンクコストに感じられて、秋冬での志望校途中変更できない心理になります。

そして無謀な突撃で人生一度しかない2月1日が浪費されます。

...だから持ち偏差値から4とか5も足りてないような学校別対策講座に入らないという選択を6年前期にできるかが重要。分かれ道。

高みを目指しつつ、秋以降の偏差値見て、1日校を再検討する方法があると塾に言われた話も最近ちらほら見かけたけど無理です。

秋以降は子供に絶対受かるというマインドや自信つけさせるモード真最中ですので、子供熱望校ほぼ受からないみたいな話しをしつつ、あっちの学校だったら受かるという説得は困難を極めます。


ウチはできなかったですが、1日校変更はお早めに!

タイトルへの答えとしては「偏差値5足りないのは無謀です」


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