ハーバード初の女性中国人総代が中国内で賞賛からバッシングへ
ハーバードの卒業式で初の中国女性総代
が中国の民族衣装を着て「人類運命共同体」を訴える演説を行ったのが、トランプ大統領への当てつけとか、共産党のスローガン代弁という憶測が飛んだり、
中国内で賞賛
されているなどのニュースがありましたが、風向きが変わってきた模様
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NYタイムス紙より |
スピーチ自体は時流をとらえつつよく練られてバランスがとれ、まとまっています。
スティーブ・ジョブズのスタンフォード卒業式スピーチのように動画必見という程ではありませんが
NYタイムス記事(ギフトリンク)によると、
中国SNSでバッシング
されている。その原因は、
イギリスの高校
↓
米デューク大(←アイビーリーグ並みの難関大学)
↓
ハーバード大(院)
という経歴が、
・特権階級だけが巨額の海外留学費用をだせる
・ハーバード合格も政府系財団の幹部の父親のコネ(財団の推薦状)
とみなされて、中国国内で不公平感を巻き起こし、批判されていると。
たしかに、アメリカで最も影響力のある大学ランキングによるとデューク大は全米7位の超難関大学で学費は年間$66,172であり、一般家庭に出せるレベルではありません。
大学から奨学金を受けていたという情報もありませんので、院とあわせると、6年にわたり
学費だけで年間1千万円をだせる相当な金持ち
なのでしょう
儒教文化の東アジアですから、目立ちすぎるとバッシングされるのは自然な流れでもあるような
ナント本人も、「中国では成功者を妬みすぎだ‼」とSNSで反撃の発信をしていると
成功者というには若すぎるような気もしますが
若いというか現段階では学歴をゲットしただけ
トランプ政権が中国排斥の動きを打ち出すなか、卒業式総代を務めたり初の中国女性だったためにニュースになって、目立ってしまったようですが、
同程度の学歴の人間は、ゴロゴロ転がっている
ので、リラックスして道を切り開いて欲しいなと思いました