幼児英語・低学年通塾・公文は必要なのか?【幼児知育】
最近かまびすしかった、幼児知育や英語教育周りについての見解を語ります。
(本稿は純ジャパ中学受験ルートの場合。高校受験ルートや帰国子女には当てはまりません。)
〇体力向上
過酷な中学受験、とにかく体力が必要です。
免疫力が低くて、頻繁に風邪やコロナやインフルでダウンしていたら話になりません。
どんな天才も、当日の試験受けられなければ不合格です。
幼児・低学年は体力向上に努めるべき。
種目は問いませんが「健康第一」です。
〇低学年までは勉強習慣を身につける
これは、大手塾の入塾説明会での校舎長のセリフのパクりです。
(ウチはヤバい同級生を回避するために体験しか通いませんでしたが)この地域では一番の信頼を集める校舎長のお言葉です。
私としても、「なんでもいいので、”勉強する習慣”を身につけさせることが大切」という意見です。
家庭で漢字計算やっても良し、公文でも良し、そろばんでも良し、通塾でも良し、ですが「勉強する習慣」は小学生として必須です。
4年夏からの通塾でしたが、地頭程度には持ち偏差値は上昇したという所感なので、計算漢字やっとけば、必死に先取りする必要もないという見解です。
(先取りにより地頭より上の持ち偏差値になるのかもしれませんが、私も子も体験してないのでn=1の所感も提供できません。)
(そもそもどうやったら勉強習慣つくのかはぽりぽり医さんブログ記事をどうぞ)
〇幼児英語
詳しくは稿を改めますが、自分自身の米国大学院での修士号取得の経験と、その時に目撃・インタビューしたヒスパニック系バイリンガルの様子と、中学受験に英語が無いことと、中学からの英語スタートで後れを取っていないことに鑑み、幼児英語不要という見解です。
(前節の”勉強する習慣”を身につける手段としては理解できます)
(あくまで純ジャパ中受ルートの場合についての見解です)
自分も幼児英語教育など受けてないので迷いませんでした。
中学受験が迫れば、英語などやってる場合ではないのです。
目先の”合格”に向け必死です。
(なお、鉄緑会いけば、公文とか英検対策とかやってるヒマ(余裕)ないので、(どのような手段であれ勉強したことは血肉にはなりますが)、他に手を広げる気にはなりません。)
イロイロ手を出して、マルチな成功を収めている一部の方には驚愕しますが、幼児英語に手を出したであろう(中学受験ルートの)親の数に鑑みれば、その中高での効果が見えません。
生存者バイアスがあるハズなのに、見えません。
「アルファベットも覚えてない」などのつぶやきならよく目にしますけど。
また、中学高校での英語不振は、幼児英語の有無が原因ではなく、燃え尽き症候群や油断などにより、中学高校で勉強してないことが不振の原因です。
〇まとめ
タイトルへの見解としては、以下の通りです。
・「健康第一・体力増進」
・「幼児英語・低学年通塾・公文はやってもやらなくても、なんでもいいけど、勉強する習慣を身につけよう!」
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