女子の方が頭がいい?【頂上決戦で検証】
東大女子は、半端ない男女比によりメチャモテるというツイートがバズっていた。
そこで、受験戦争頂上レベルにおける、男女比率をみて、性差により「学習の得意不得意・向き不向き」や「地頭の良さ」に違いがあるのか、要は「女子(又は男子)の方が頭がいいのか?」という点を考察する。
(モテについての分析は本稿ではしていません)
〇東大合格者の男女比率で言えることは少ない
東大の女子比率は22%。
文Ⅲ(文学部等)の40%と理Ⅰ(工学部等)の8%が特徴的。
最難関理Ⅲ(医学部)は24%。
特段、難易度による傾向が伺えるようなデータではない。
そもそも、「女子の方が東大受験者数が少ない」ので、合格者の男女比率で言えることは少ない。
「リケ女は少ない」ぐらいか。
(この直接的原因は女子の理系受験者数が少ないため。なぜ理系受験者数や東大受験者が少ないのかという点は別稿や別論者に譲る)
理Ⅲなどでも、「合格率」(=合格者数/受験者数)は、男女ほぼ同じだし。
つまり、東大合格者の男女比率により、性差による「学習の向き不向き」や「地頭の良さ」などを論ずることは難しい。
〇鉄緑会では...
そこで、鉄緑会3回分の校内模試において、
- 30傑に入った数が1回(単数)の者を「単勝組」
- 30傑に入った数が2回(複数)の者は「複勝組」
- 30傑に3回とも入った者は「常勝組」
として、女子の比率を示す。
鉄緑会「単勝組」の女子比率は50%
鉄緑会「複勝組」の女子比率は58%
そしてなんと、
鉄緑会「常勝組」の女子比率は66%
にもなる。
このデータからは、トップofトップグループは、女子の方が強いという傾向が伺える。
無論これは、ある年の僅少なデータに過ぎず、統計的な検証を受けたものではないことを付言しておく。
とはいっても、女子の方が頭がいいのではないか?と思ってしまうデータである。
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